ホーム転落事故死が、後を絶たない。そして去る16日、私達の友人である武井君が犠牲者に名を連ねてしまった。
誰もが、信じられず、疑い、驚き、うろたえ、悲しみ……、そして想いを1つにしている。
それはもちろん、もうこれ以上、欄干のない橋から足を踏み外して、意図しない、唐突な命の強奪を、許しはしまいということだ。
安全ガイドラインであるべき点字ブロックが、その役目を果たさなかったのは、なぜか。誰もが持つ疑問だが、目白駅現場を見れば、一目瞭然だ。詳述はしないが、点字ブロックとしての役目を、全く果たしていない敷設状況なのである。これが1日乗車人口4万の駅だというのだ。驚かずにはいられないではないか。
私達は、どのような事情を抱えた個人であっても、安全に移動できる権利を確保するために、次のことを広く声明するものである。
1、各鉄道事業所へ
島式ホームにおいてホーム幅が4メートル以下の場所については、安全対策の再確認を、綿密に、しかも早急に行うこと。また一定の評価基準に基づき、各駅の危険指数を出すこと。なおかつ乗車人口1万以上の場合、転落防止策並びに転落時退避策について、具体的に強化すること。
1、鉄道事業所の監督官庁へ。
ホームドア設置費を含む安全対策費について、売上高に対する割合など、一定の支出額を担保する仕組みを作ること。また、ホーム上での顧客の安全確保について、遵守義務を持たせること。
1、鉄道関連業者へ。
より安価な可動式ホームドアの開発に取り組むこと。そして普及のための営業努力をすること。
以上。
2011年1月27日
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